ファンクラブ会報★第7号 [2]

男闘呼組ファンクラブの会報★第7号[2]は、多忙を極めた89年を振り返るインタビュー!の高橋一也&成田昭次編。

高橋一也

事故って入院3週間。89年後半、一也をおそった大事件!

みんなには心配かけてごめん。もう、腕のケガは完治しました。バイクに乗ってて、自分の不注意で事故っちゃって。手術したり、3週間も入院して、まぁいわゆる重傷だった。その間、TVやら何やら、男闘呼組としての仕事が出来なかったから、みんなの前に姿を見せられなかった。まだ「どーしたかなぁ」って、気にしてる人がいたら、もう心配はしないで。大丈夫です、ありがとう!

入院中はさ、ギターを持つことができなくて、かなり辛かったよ。イライラするとハーモニカを吹いて、気分を紛らわしていたんだ。

腕をつつたままロスへ。自分たちでコーディネートした時間の心地よさ!

俺さ、入院中、暇でボーっとしてる時間に、自分のこと、いろいろ考えたんだ。そしたら、そーいえば、こんなにじっくり自分のこと考えたことなかったな、ってことに気づいて。3年も忙しかったもんなー。その中で唯一、ロスの四人旅行は男闘呼組だけの時間でよかった。仕事だとスケジュールや食物も決めてもらって従うだけだけど、今回は、全て好きに使える時間でしょう。起きたい時に起きて、食いたい物を食いたい時食って、好きな所へ行けて。こんなに心地いいと思わなかった。ホント、帰りたくない程、楽しい時間だった。貴重な体験をしたよ

仕事では、東京ドームの大成功があったな。TVドラマは… うーん、俺は映画の方がやっぱ好きだなと思った。現場で喧嘩しても、何かにこだわって創る、真剣勝負って感じが映画にはあったからね。ま、俺の転機である89年は、やりたいことが見えてきた。生き方がハッキリしてきた気がするよ。

成田昭次

コンサートにあけくれた一方、一日12時間の睡眠時間をキープした。ミュージシャンの一年。

89年、まず嬉しかったのは、コンサートの回数が増えたこと。少しずつ、地方の行ったことない街が俺たちのライブツアーのテリトリーの範囲に入ってくるのは喜ばしいことだね。またキワメツケのドームのライブもあったし、名古屋のさぁー、田舎の少年がよくもまぁ出世したなーって感じ。こんな大きなステージで、こんなに多くの客を集められるなんて、まだ信じられないよ。

今年は役者の仕事がなかったね。しょーがないよ、俺んとこに話がこねーんだから。そろそろ映画でもやりたいなと思ってるんだけどね。他のメンバーが、ドラマや舞台に入ってる時なんて、俺の生活、すごかったぜ。平均睡眠12時間(笑)なかなかゆったりしちゃいましたね。

LAで見たストーンズは、今まで見たコンサートの中で一番よかったし、LAは友達がいるから遊びまくって楽しかった。ビデオカメラで映画「ダイハード」に出てたビルとか、ダウンタウンのホームレスの人たちとか撮りまくり。ホームレスは怖いぜー、追っかけてくるんだから!もう異様なムードで圧倒された。二度と出来ない体験。忘れようと思っても忘れられない光景。80年代のラストの年にすごいモン見ちゃったなーって感じがするよ。

あと、ささいなことだけど、髪を切った。サッパリ心機一転で、90年代は暴れるから見てろよ。

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