男闘呼組History1988

映画「ロックよ、静かに流れよ」、ドラマ「オトコだろッ!」と4人揃っての出演が続き、夏には待ちに待ったレコードデビュー!と、とてつもなく忙しかった男闘呼組の88年を振り返ります。

男闘呼組HIstory1988

※このページのテキスト&画像は、お借りした切り抜きから抜粋していますが、切り抜きである為、雑誌名、発売月などは分かりません

OTOKOGUMI-History 1988

1988年1月
少年武道館

1988年元旦、日本武道館において、少年御三家(男闘呼組・光GENJI・少年忍者)のスーパージョイント・コンサート『少年武道館 ー少年御三家新春一番歌いぞめー』が開催された。

男闘呼組は、ROLLIN' IN THE DARK、LONELY…、STAND OUT!!、不良、ルート・17、ENSION!、禁断のエロキューションの7曲を熱唱した。

East meets West

1月25日、写真集『East meets West』が発売。

男闘呼組のファースト写真集。イスタンブールを舞台に、前田が、岡本が、成田が、高橋が、熱い青春を駆け抜けていく!この勢いはハンパじゃねぇぜ!

2月
Xing point

2月18日、ビデオ『Xing point』が発売。

ビデオの撮影で、東西文化の交流地点、トルコへ。
「近代的なもの、人工的なものが全然ない」とトルコの街並に感激した健一。「360度見渡せて、地平線にグルッと囲まれた」と自然に目をみはる耕陽。

「男闘呼組の野性味にマッチするね」と一也が冷静に分析し、昭次が「人がとてもあたたかかった」と少しウエットになる。4人の個性がまたはっきりと表れた旅だった。

ロックよ、静かに流れよ

2月20日 男闘呼組主演映画『ロックよ、静かに流れよ』が公開(東宝)。同時上映「少年武道館」 ※一部でアンコール上映も行われた

本人たちの願いどおり、アイド 映画の枠を大きく超えた作品を「上半期NO.1の映画」と絶賛する評論家も。長崎俊一監督の「誰にでもあるキラキラした瞬間を撮りたい」という期待に応えて、4人は "松本の突っぱり少年" になりきった。

この作品で、4人は映画の魅力に目覚め、熱い口調で『ロックよ、静かに流れよ』を語る。挿入歌「LONELY」「CROSSIN HEART」も含め、男闘呼組にとってもファンにとっても忘れられない作品となった。

3月
少年武道館

3月18日 ビデオ『少年武道館』発売。

少年御三家(男闘呼組・光ゲンジ・少年忍者)が出演するコンサートの模様を収録したビデオ。

4月
コンサートツアー '88

コンサートツアー『'88男闘呼組〜ロックよ静かに流れよ』が、4月3日から5月5日まで、新潟と西日本5都市で開催。

'88男闘呼組〜ロックよ静かに流れよ(新潟)は、「禁断のエロキューション」でスタートした。 ハッピ姿もハチマキ姿もペンライトもなく、客席には高校生らしき男子の姿も目立った。

4月
少年御三家 春の陣

冬のコンサート以来、久々の御三家ステージが開催された。

新潟でのコンサートを終えた4人は、1週間後には「少年御三家 春の陣」で名古屋のステージに立った。

5月
フライング 飛翔

5月14日、高橋一也主演映画『フライング 飛翔』が公開された。

高橋一也が男闘呼組から一人離れ、天才競艇選手役にチャレンジした映画。

高橋 競泳の厳しさや美しさを見てほしい。この映画を見て、競艇選手になろうって人が出てきたら嬉しいな。

6月
文化放送LIVE

6月9日、文化放送主催のスペシャルイベント『男闘呼組LIVE』が開催された。

東京・恵比寿ファクトリーで、文化放送「BAYCITY CLASS from ASSSA CLUB」 のスペシャルイベント『男闘呼組LIVE』が開催され、5万通の応募ハガキの中から選ばれた300人のラッキーガールたちの声援で、会場は熱気ムンムン!

7月
レコードデビュー(記者会見)

男闘呼組がついにデビュー!それは、あまりに突然だった。4人がそれを知らされたのは当日朝。ロケ地・八ヶ岳から戻るバスの中だった。

7月8日の男闘呼組レコードデビューの記者会見につめかけた報道関係者は、約200人。本人たちにも当日まで知らせなかったというこの発表は、それだけに衝撃的であり、忘れられない1日となった。

「これからが本当の男闘呼組です」と力強く宣言したとおり、デビューシングル「DAYBREAK」に勝負をかけ、そして初登場でトップになった。

オトコだろッ!

男闘呼組主演ドラマ2本目となるフジテレビドラマ『オトコだろッ!』が7月21日から放送(全7話)。

ひと夏だけのアルバイトとして、八ヶ岳へやってきた少年たちと、そこで働く中嶋一郎太(西田敏行)との男の友情を描いた骨太なストーリー。

コンサートツアー'88夏

7月26日の愛知を皮切りに、8月31日の大阪まで合計34回のコンサートツアー『男闘呼組'88 SUMMER CONCERT』が開催され、4人は、レコードデビューの喜びをファンと分かち合った。

そして8月7日、憧れの日比谷野音でのコンサートも大成功をおさめ、14日でツアーが終了した。

8月
少年武道館

8月16日~19日まで、男闘呼組、光GENJI、少年忍者3グループでの『少年武道館』が開催された。

少年御三家『少年武道館』のステージを務める4人の顔は、目前に迫ったデビューへの期待で満ちあふれていた。この「少年武道館」は、144,000人を動員した。

レコードデビュー

8月24日に発売されたデビューシングル『DAYBREAK』は、B面違いの4タイプが発売。デビューのキャッチコピーは「ジャニーズ事務所のおちこぼれ」。

TYPE1は『DAYBREAK + 第二章 追憶の挽歌』
TYPE2は『DAYBREAK + ロックよ静かに流れよ』
TYPE3は『DAYBREAK + Midnight Train』
TYPE4は『DAYBREAK + STAND OUT』。

そして、9月5日にはチャート誌で初登場1位に輝き、『ザ・ベストテン(TBS系)』では初登場2位となった。

9月
ファーストアルバム

9月23日、男闘呼組のファーストアルバム『男闘呼組』が発売。

高橋一也が作詞した曲や、それぞれのソロなど、多彩で充実した内容。4人が全力を尽くした1枚。

ロック派宣言 LIVE ライブ らいぶ

9月27日、写真集『ロック派宣言 LIVE ライブ らいぶ』発売。

10月
男闘呼 DE NIGHT

10月15日から、男闘呼組のレギュラーラジオ『男闘呼 DE NIGHT』がスタート。

今まで『WILD KNIGHTS 男闘呼組』(文化放送)だけだったラジオ番組に、新たにもう1本のラジオ『男闘呼DE NIGHT!』がスタート!4人の本音が聴けると評判に。

初回放送の、頭の部分のみ編集してみました♪

少年武道館Ⅱ

10月30日 ビデオ『少年武道館Ⅱ』発売。

11月
ロックよ、静かに流れよ

11月1日、『ロックよ、静かに流れよ』のビデオが発売。※後にレーザーディスクも発売された

ロックよ静かに流れよ☆ロケ地探訪

'89カレンダー

11月2日『'89男闘呼組カレンダー』が学研から発売された。

笑っていいとも!

11月14日(月)、男闘呼組が『笑っていいとも!』に。前田耕陽は2回目、岡本健一は初体験のテレフォンショッキングだった。

この日、たくさんの花束の中、2人が現れると場内騒然!「オレの人気はもう終わりか!」と嘆くタモリさんをなだめるために(?)2人はアルコールがらみのゲーム、テレカ、千歳飴、そして発売されたばかりのカレンダーをすかさずプレゼントした。
※11月11(金)の和田アキ子より紹介され、秋野暢子にバトンダッチ

12月
コンサートツアー

コンサートツアー『'88〜'89年末年始コンサート』が、東京、愛知、大阪の厚生年金会館で開催。12月26日~1989年1月16日

翌年1月15日の大阪厚生年金会館でのコンサート中には、成人式を迎えた前田耕陽と成田昭次にケーキのプレゼントが登場!

※1月7・8日の東京厚生年金会館の公演が延期され、5月13・14日に

2ndシングル

12月27日、2ndシングル『秋』発売。

2ndシングル「秋」は、オリコン初登場1位を飾る。しっとりとしたバラードで、また男闘呼組の別の一面を見せてくれた。

年忘れにっぽんの歌

12月31日、テレビ東京の『年忘れにっぽんの歌』に出演。

NHK紅白歌合戦の最終リハーサルを終え、テレビ東京へ移動した男闘呼組は、17時開始の生放送に出演。トップバッターで「秋」を熱唱し、「レコード大賞」放送の武道館へ移動。

レコード大賞

TBSで放送『第30回日本レコード大賞』に出演。最優秀新人賞(DAYBREAK)、優秀アルバム賞(男闘呼組)授賞。

<大賞>光GENJI「パラダイス銀河」
<アルバム大賞>氷室京介「FLOWERS for ALGERNON」
<最優秀歌唱賞>島倉千代子「人生いろいろ」

紅白歌合戦

NHK放送『第39回NHK紅白歌合戦』に初出場。

男闘呼組は、光GENJI、少年隊に続き、白組3番手で出場。(紅組は中森明菜)

司会:白組 加山雄三、紅組 和田アキ子。優勝は白組。

最優秀新人賞受賞記念パーティー

1月1日AMO:50、都心のAホテルで「最優秀新人賞受賞記念パーティー」が行われた。

パン、パンパーン!やったぜ、男闘呼組!
日本レコード大賞最優秀新人賞"に輝いた4人を、クラッカーと割れんばかりの拍手が出迎えた。紅白、初出場の大役を無事に果たしたメンバーが会場にかけつけて、パーティーが始まったのは、年も明けた元旦の午前1時近いころ。レコード大賞を受賞した光GENJIや少年隊もお祝いに駆けつけ、パーティーは超盛り上がった。

このページ(男闘呼組History)は、お貸りした切り抜きの中から年代順に記事を拾って(画像と文章を)まとめたものです。お借りした記事にない出来事は(ウラが取れない為)掲載していません。また、切り抜きである為、雑誌名、発売月などは分かりません。

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