男闘呼組ファンクラブ会報★第7号

男闘呼組ファンクラブの会報★第7号は、多忙を極めた男闘呼組の89年を振り返るインタビュー中心の構成です。

この会報はお借りしたものです。ありがとうございます!

新曲のレコーディング・スタジオにおじゃましてインタビュー。彼らの真剣かつ、お茶目な素顔を眺めながら、89年のメモリアルに、耳を傾けてみようではないか!

男闘呼組'89それぞれの軌跡

まだ、カワイイという言葉が似合う少年たちだったのに、1年の間で、こんなに男っぽく成長した。1989の日々は、彼らに何をもたらしたのか。四人四様の1年を、そして、1990の叫びを、聞いてみようか。

岡本健一

衝撃の出会い!? 「唐版滝の白糸」で舞台の魅力を知る。

俺にとって今年は、新しい世界が切り開けた一年だった。まず一番印象に残っているのは「唐版 滝の白糸」の舞台。蜷川幸雄さんはじめ、あの舞台に関わったスタッフに出会ったことが、とても大きかった。なんか"ホンモノの世界を見た!"って感じで。この舞台がキッカケになって、蜷川さんが演出する「水の女」っていうドラマにも出演できたし。これは90年放映なんだけど、バカには分かんないドラマって感じかな。きっと何か感じる人と、何だコレ!っていう人と、いるんじゃないの。まあ何に関しても、賛否ってあるものだけどね。俺は評価を機にするような男じゃないから、どう思われてても平気だよ。自分でイイと思えば、それが全てだね。

ロスの話や、ストーンズに関しては、他のメンバーに任せるよ。ただ一言「楽しかった」です。ロスはすごく好きだから、"日本に帰らなくていいかー"とも思った。今年は俺だけギリシャにも行ったな。友達もできたし、住みやすくてよかった。89年は、いろんな職業の人に出会って、友達が増えた年だったね。

男闘呼組としては、それぞれ変化してるんじゃないかな。表からは分からないけど、ここ10年で表れてくると思うよ、きっと。

前田耕陽

初めて4人でプライベート旅行。ストーンズに燃えた、ロスの夜。

結構、まんべんなくいいことがあって、いい一年だったと思う。ま、No1は、なんといってもストーンズだね。今年の夏のツアー中、メンバーの誰からともなく「ストーンズ見に行こーぜ」って話になってさ、なんか、"ローリング・ストーンズ来日"なんつー噂もあったから、どうしようとも思ったけど、やっぱ行っちゃったね。よかったよー、ハンパじゃないね。感動した。

俺、本当はガンズ&ローゼスを一番見たかったんだ。前座で出ててさ、「ガンズ最高!」とか思ってたけど、ストーンズ見たら、ガンズぶっ飛んだね。セット、構成、客の雰囲気、とにかくすごくて。日本じゃこんなライブ、できねーよなぁとか思った。帰ってきてレコード買っちゃったよ。

4人でプライベート旅行は初めてだよ。仕事じゃ行けない所も行けて楽しかった。例えばストリップとか(笑)来年もまた行けるといいなー。

仕事では、ドームが気持ちよかったー。ドラマも連続ドラマ1本できて、単発2本、ちょーどイイかなって感じ。どれも役作りしやすくて、楽しくできました。来年は軽ノリもいいけど、違うのにも挑戦したいね。

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