STORY
これは、1950年、若者がみな、ジェームス・ディーンとR&Rに夢中だった頃、絨毯製造工場のスラブ・ルームに勤める若者たちの、一日の物語だ。

スパンキー、フィル、ヘクター。繊毯の染色用絵の具を作っている彼らの夢は、このスラブを出て、デザイン・ルームでデスクをもらうこと。しかし現実は厳しく、毎日、粉末絵の具を練る単純作業の日々だ。そこへやってきたのはアランというおぼっちゃま。紺ブレを着て、髪を七三に分けた彼は、フィルやスパンキーのイジメのターゲット。しかし彼は平然としていて、なんだか拍子抜けしてしまうふたりであった。

いつもフラフラして真面目に仕事に取り組まないフィル(岡本)は上司に怒られてばかり。彼は、こんな所でデスクをもらうことよりも、外の世界でもっと自分らしく生きたいと思っている。スパンキー(高橋)は、とりあえずデスクをもらうことが目標。フィルの生き方をうらやましいと思う反面、そこまで翔べない自分を分かっているスパンキーだった。

太めのヘクター(前田)は、フィルとスパンキーのイジメの的。みんなが楽しみにしているパーティに、男たち憧れのルシールを誘うつもりだ、なんて言うから、ますますフィルとスパンキーにからかわれる始末。結局、スパンキーはルシールを堂々口説いて、思いっきり振られ、一方、フィルは彼女を怒らせてしまう。

結局、ルシールが選んだのはアラン。茫然とするふたりに、もっとビックリする現実がやってきた。なんと、あのヘクターが上司に呼ばれ「クビか?」と思いきや、デザイン・ルームに出世してしまうのだ。おまけにフィルはクビ。しかし、彼は尊敬する画家がスラブ・ルーム出身だったと知り、新しい人生に向かって、元気よくスラブを飛び出すのだった。
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