惚れたぜ!常石力男
成田昭次『新・極道の妻たち/覚悟しいや』
『ロックよ、静かに流れよ』以来、ひさしぶりにスクリーンに登場した昭次。「常石力男という役に惚れたんだ」という、彼の芝居への取り組みかた、その心をじっくり聞いてほしい。

常石力男。千之組の組長、万之助の生き方を尊敬している若き極道… 『新極道の妻たち、覚悟しいや』(93年1/30公開)が昭次、4年ぶりの映画だ。
「話があったのが7月、ツアーの最中だった。すごく悩んで、台本を何度も何度も読んだんだ。そしたら、常石カ男の生き方に惚れちゃってさ。こんな男になりたいと思うと同時に、この役を他の誰にも渡したくないと思って、出演を決めたわけよ」
共演は、組長に梅宮辰夫さん、その妻であり、この映画の主役に岩下志麻さん、組長の弟に草刈正雄さん、その妻にかたせ梨乃さんと映画界の大先輩がズラズラ。そうそうたるメンバーだ。

「俺、この映画の出演が決まって、共演の人たちや監督に挨拶してる時、ああ、俺は芸能界にいるんだって、しみじみ思ったよ。それまで、男闘呼組の仕事と自分の音楽活動しかやってなかったから、芸能人だってこと、すっかり忘れてたけど、この映画に出演することで、自分のポジションを改めて認識した気分だな。映画では新人だから、しょっちゅう怒られるけど、これがまた気持ちいい。こんなにいろいろ言われることって滅多になかったし、言いたいこと言いあって、みんなでひとつの映画を作り上げてゆく感じが好きなんだ。ほんといい経験だよ」

日本刀、拳銃の見せ方、立ち回り勉強になることがたくさんあり、また新しい出会いもあり、昭次にとっては、目の覚めるような経験だったに違いない。でも何故4年も芝居から離れていたのだろう。
「はっきり言って、演じるってことに照れがあったんだよ。以前は役に入り込めないで、我にかえりっぱなし。恥ずかしいなあと思いながらやってたからさ。それで俺には向かないと決め込んで、離れて、自分の殻に閉じ籠もっていたのかもしれないな」

しかし音楽を追求し続けた、今までも否定はしていない。
「表現力がついたと思うし、蓄えられたことがたくさんある。でもよく考えると、表現するってことは、手段の違いはあるけど、音楽も芝居も同じなんだよな」
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