ミュージシャンが映画に出ると役者にも力を入れ出したと思われがちだが、それは心外だと昭次は言う。「自分がやりたいと思う仕事を選んだ。その結果が映画だっただけ。別に区別して考えてないから」
成田昭次の才能が、殻を破って出てきただけのことなのだ。

撮影が終了して戻ってきた昭次は「演技してる時って、考えちゃダメなんだ。どう動こうか考えたら、なりきれてないってことなんだ。チキショー、俺いま一瞬、考えちゃったよ」
常石から昭次に戻って、頭をかかえる。こんなふうに悩みながら、自分と戦いながら、昭次は映画に取り組んでいたのだ。

さて、映画が終わったら、彼はTVドラマ『お茶の間』(日本テレビ93年1/9から)にイン。(現在進行中)そして同時に、ソロアルバムの製作に入る。
「ブラブラしてた時に、いろいろ考えたんだ。もう24才だし、人に迷惑かけないでやってこうと。いままでロックやってるからハチャメチャやってもいいみたいな考え方してたけど、そりゃ違うよな。まずは時間厳守。当たり前のことだけど、それができてなかったんだよ。サラリーマンだったら1分遅刻しても大変なのに、甘えてたよ。これからは、細かいことでもキチンとやっていこうと思っているんだ」

音楽や映画、そして、いろんな出会いが彼を少しずつ変えている。昭次は今、常石にも負けないほどいい男。93年、どんな姿を見せてくれるのか。実に楽しみなのだ。

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