男闘呼組ファンクラブ会報★第22号

男闘呼組ファンクラブの会報★第22号は、92年のライブツアー特集!ツアーを終えた4人のインタビューで構成されています。

このページはお借りした会報をスキャンして作りました。

この夏、久々の全国ツアーを敢行した男闘呼組。その東京ライブの、楽屋、ステージ、全てを網羅。彼らの今をキャッチした。

That's Rock'n Roll
全国TOUR'92 OTOKOGUMI LIVE

1/17日から始まった「THE OTOKOGUMI '92」は東京で幕を下ろした。しかし、みんなの胸に刻まれた感動は永遠。あの暑い思いをもう一度!のライブ大特集だ。

岡本健一

やりたいことだけやるのが、俺の生き方

今回も『あの娘は言う』『無題』『幻影』などの自作曲を披露した健一。陰影のある独特のムードを持った彼の曲は、ロックという言葉でひとくくりできない、彼にしか歌えないようなオリジナル色の強い音楽だ。

今までは、凝りに凝ったセットのステージなどもやってきたが、今回は超シンプル、何もないステージ。これはナゼ?との問いに、健一は「芝居ならセットがないと状況がわからないけど、音楽やるのにセットって、よく考えれば必要ないと思ったんだ。俺たちがいて、音楽があれば、それで充分。セットにお金かけるくらいなら、PAとか音に金かけてさ、いい音楽をやることが、いいライブにつながるんだよね」と。

もちろん今までやってきたステージを否定してるわけではなく「あれはあれでよかったんだ。また派手なセットでやりたくなるかもしれないし...。まあ結局、やりたい時にやりたいことをやるだけさ」

マイペースは私生活も

生活ペースは変わらず、いろんな物を見たり聞いたりすることで感性を磨いてる様子。「別に、勉強しなくちゃと思ってやってるわけじゃないよ。自分が見たいと思う映画、聞きたいと思う音楽、会いたいと思う人、それぞれから自然にいい影響を受けているだけ。イヤなことをイヤイヤやっても、自分のプラスにはならないからね。好きなことをやっていくことで成長していきたい」

生き方そのものが、実にナチュラル。自分の感性の赴くままに、好きなことの色に少しずつ染まって、ますます男っぷりをあげてほしい。

そんな健一のファンに朗報『蜘蛛女のキス』再演だ。10/18から11/29までベニサンピット、12/3から12/10まで近鉄アート館にて。また12/5は「外科医・有森冴子Ⅱ』にゲスト出演。「どんな小さな役でもいいから、出たい」と、彼が熱望したドラマだ。見逃さないように。

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