男闘呼組ファンクラブ会報★第11号

男闘呼組ファンクラブの会報★第11号は、4枚目のアルバム『I'm Waiting 4 You』について、レコーディングの様子や、歌に込めた想いなどをインタビュー！

この会報は、お借りしてスキャンさせていただいたものです。

長らくお待たせしました。男闘呼組が活動を開始。ニューアルバムを聴く前に、彼らのやる気をキャッチしてきたよ。

NEW ALBUは優しいNEW WORLD

男闘呼組のニューアルバムが完成した。全てメンバーの作詞作曲アレンジによる、オリジナル･アルバム。4人の力が重なり合った、新生･男闘呼組の実態とは。4人の熱いメッセージ、じっくり聞いてほしい。

高橋一也

ここ数ヶ月、いろいろ考えた。今まで俺たち、なんか力が入りすぎててツッぱってたと反省。もっと優しくなりたいと思う。

レコーディング終えて少し大人になった俺たち

今回のアルバムはさ、俺たちが願っていた形で作らせてもらったアルバムだから、「やった！」って感じで、すごく張り切ったんだ。ま、いつも張り切ってるけど、アレンジで合宿させてもらったりしたことなかったから、ハードスケジュールでも全然平気。合宿も決まりごとなんて全然なくて、自主制だったけど、みんな好きなことやりつつ、集まる時はバッチリみたいな。久々に4人揃って音出したから、新人バンドみたいな気持ちでさ、楽しかった。

今回俺は、昭次との共作も含めて6曲書いてる。全曲俺たちのオリジナルソングというのは、俺の目標だったから、達成できて、本当に嬉しかった。難しいことをやるより、歌というのを基本に、キャッチーなフレーズ、メロディ、詞を、何より大切に考えたんだ。スミからスミまで、今の男闘呼組がビッチリつまったアルバム。"これが男闘呼組だ"っていう、俺たちのバンドとしての輪郭が、はっきり出てきたと思うよ。

それと、今回はドラムに、松任谷由実さんと一緒にやってる江口さんっていう人を迎えたんだ。俺はベースだから、凄くドラムと密接な関係にあるんじゃん。江口さんは、ひとたたき何万という一流のスタジオ･ミュージシャンだからさ、一緒に音出して、リズムの勉強をさせてもらって、いい経験になったよ。

詞のテーマは"愛" いつもよりHOTな歌だよ

俺さ、レコーディングに入る前の休んでいる間、すっごくいろんなこと考えたんだ。今まで、ちょっとツッぱってて、人より自分は優れていると思い込んでた部分があったけど、それは違う、錯覚なんだって気づいたよ。ファンに対してもさ、自分たちの考えが一番正しいって、押しつけてた部分があって、悪かったなぁと思ってる。せっかく俺たちのことを好きで、ついてきてくれたのにさ、俺たちのうぬぼれから、傷つけてたかもしれないと思うと... "ごめんね"って謝りたいよ。